平針試験場で普通免許を取ろう（3）

筆者は、20年以上にわたり平針試験場の直接受験を見てきましたが、一般飛び込み受験者の多くは、残念ながら「スタートライン」にも立っていないと言えます。「運転さえできればよいのだろう」という短絡的・消極的態度で技能試験に臨む受験者が後を絶ちません。ほとんどの一般飛び込み受験者が「不合格」の判定を受けることになります。

そのようななかで、せいりん自動車学校の教習課程を修了した方の技能試験合格実績は、群を抜いています。満点近い成績で技能試験に合格する大学生も少なくありません。せいりん自動車学校の強みは、「適切なカリキュラム」に沿って直接受験の対策を行っていることにあります。せいりん自動車学校のカリキュラムは、単なる経験則や人生訓ではなく、「科学的な理論」に基づいて作られています。

直接受験の目的は、ほぼすべての受験者が「費用の節約」と言うのではないでしょうか。たしかに、平針試験場の直接受験は、免許取得までの費用を節約できる可能性があります。しかし、途中で直接受験を断念して、指定自動車教習所へ入所する方が少なからず存在することは、前回述べたとおりです。はっきり言って、時間とお金の無駄です。直接受験のシステムは、万人に通用しません。物事を熟慮しないで行動するという姿勢は、直接受験に不向きであると言えます。直接受験をするからには、根拠のある対策が不可欠です。

せいりん自動車学校は、お金を出せば、誰でも入ることができる自動車学校ではありません。入所審査の結果、入所拒否と判定される方も存在します。せいりん自動車学校にとって、教習生は教習生であり、お客様という位置づけは存在しません。普通免許取得までの費用を節約するためには、まず、ご自身の頭の中を整理する必要があります。直接受験成功の鍵は、抽象化能力の活用です。

つづく