直接受験での普通免許取得者は、全体の約2パーセント
運転免許を取得するためには、運転免許試験に合格しなければなりません。普通免許を取得する方法として、最も一般的なものは、実地免除の指定自動車教習所へ入所することです。全体の約98パーセントが合宿を含む指定自動車教習所を卒業しています。
指定自動車教習所を卒業せずに普通免許を取得したのは、全体の約2パーセントです。せいりん自動車学校の卒業者は、この約2パーセントに含まれます。
指定自動車教習所を卒業しなくても、運転免許試験場等での直接受験(俗にいう「一発試験」「飛び込み試験」)で、普通免許を取得することができます。住所地が愛知県の方は、平針試験場(名古屋市天白区)または東三河運転免許センター(豊川市)で直接、運転免許試験を受ければよいのです。指定自動車教習所で最短57時限の教習を受けて、30~35万円程度ともいわれる費用を支払う必要はありません。ただし、一般に難関といわれる「運転免許試験場の技能試験」に合格しなければなりません。これが一番の問題点です。
全国的に、直接受験で普通免許を取得しようとするのは、免許の取り消し・更新忘れ(失効)による免許再取得の方が大半です。平針試験場の受験者も例外ではありません。しかし、長期間の運転経験があるにも関わらず、ほとんどの一般受験者が「運転免許試験場の技能試験」で苦戦します。そして、「試験官の採点が厳しい」「採点基準が分からない」「なぜ不合格になったのか詳細を教えてもらえない」「技能試験の予約がなかなか取れない」と嘆き、途中で直接受験を断念して、指定自動車教習所へ入所する方も少なからず存在します。
平針試験場をはじめとする、全国の運転免許試験場等で行われる技能試験を恐れる必要はありません。過去に免許を持っていた経験のない18歳の方でも合格することができます。ただし、それは、きちんと原理を学ぶ気になってのことです。
どんなに運転経験のある方でも、運転の練習と対策、研究をせずに合格することはありません。自動車練習所や貸コースなどで1~2時間程度、運転の練習をして直接受験合格を目指す方もあります。しかし、その程度の練習では、付け焼刃に過ぎません。思想なき場当たり的な練習は、時間とお金の無駄です。「適切なカリキュラム」に沿って運転の練習を行うことが不可欠です。
つづく
直接受験のシステムは万人に通用しない筆者は、20年以上にわたり平針試験場の直接受験を見てきましたが、一般飛び込み受験者の多くは、残念ながら「スタートライン」にも立っていないと言えます。「運転さえできればよいのだろう」という短絡的[…]
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